写真:蔵多由美
そとあそび WS@わらべ夢広場(雨天時は中止)
(13 時半―14 時半)
文化庁「即興音楽とダンスのワークショップ」の一環で「音とから だであそぼう」を開催。屋外、非接触型の遊びを考案し実際に行っ てみる。 そとあそびの後手洗いを行うべく屋内へ促し、そのままエントラン スホールへ。
子供達と zoom メンバーとのセッション。
最後にエントランスホールへ移動
わらべ館ツアー |
youtube で配信、エントランスホールでのプロジェクター上映。 |
エントランスホール |
わらべ館セッション |
鳥取夏至祭 2020 メンバーにおける Zoom セッション(エントラ ンスではプロジェクターで上映) 根底にゆっくりめでスタートし、緩急をつけること。 15 分お題付きダンス2 |
わらべ館の様々な場所と各地
カラフル衣装用意
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市内某所における セッ ション |
これまで夏至祭に関わってくれた方々との交流会。Youtube での 配信は行わない予定。 |
鳥取市内と各地 |
15時ごろからわらべ館館内案内について
本来館内を案内するツアーを行う予定でしたが、できなかった分をセッション終了後再度撮影を行いあげることとしました。ライブにはできませんでしたが、わらべ館学芸員長嶺さんとのコラボレーションということでお楽しみください。
わたしたちは踊りたいから踊り、奏でたいから奏でる。音楽もダンスも美術も。今、ここで作り出されるその瞬間を楽しむために、プロもアマチュアも垣根を越えて、ただ遊ぶところから、全ては生まれるのだと思います。
鳥取夏至祭は2017年より鳥取市中心市街地を中心として開催している即興音楽とダンスによるフェスティバルです。鳥取大学講師の木野彩子が中心となり、全国各地から毎年20名程度のアーティストが鳥取市に滞在、まちなかの様々な場所を探索、市民との交流を楽しみながら音楽やダンスのパフォーマンスを展開してきました。これまで2017年は駅周辺の中心市街地、2018年はとりぎん文化会館、県立博物館周辺、2019年は樗谿公園と鳥取東照宮、おうちだにグランドアパートを中心に展開、いなばのお袋市(サンロード)にも毎年参加してきました。
鳥取夏至祭実行委員会では2020年も多くの即興を愛するアーティストに鳥取に立ち寄ってもらう、街中で音楽とダンスを楽しむ3日間を想定してきました。今年は特にわらべ館の創立25周年を記念して夜のわらべ館をライトアップし、その中を探検してみて回る特別プログラムを予定していましたが、新型コロナウィルスの感染防止対策のため、3月に延期(もしくは中止)を決定しました。しかしながら応募アーティストとの話し合いの結果、このような状況下でも今できることをできる限り行うことを目指し、週2回程度のウェブ上でのミーティング、トライアルを重ねています。
緊急事態の解除を受け、現在安定している鳥取では県内のメンバーだけでも集まれないだろうかと計画を立て直し、他の都道府県にいるメンバーはzoomを使用して参加し、鳥取とそれぞれの居住地をつなぐオンライン鳥取夏至祭2020として開催することにしました。この模様についてはみに来ることができない観客のためにもyoutubeによる配信を予定しています。
(令和2年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業)
2017年よりわらべ館と共催で1ヶ月に1度程度開催し、即興音楽とダンスの普及・周知に努めています。今年度は新型コロナウィルスの感染防止対策から屋外での接触を控えつつ遊ぶ方法を考案する勉強会として開催し、その手法をまとめ、一般へと広めていくこととしています。また、その中に音楽やダンスの要素を含んでいく予定です。詳細は鳥取大学hpをごらんください。仮ウェブサイトがオープンしました。http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020/。
即興は今、この瞬間を共有する作業です。相手の反応を受けて何かを返す、コミュニケーションの原型でもあります。言葉ではなく身体や音を通じてそれらを行いながら、何が起こるかわからない環境に身を委ね信頼する感覚を味わいます。そういう寛容な姿勢は今だからこそ必要な考え方ではないでしょうか。個を保ち、穏やかに繋がり続けるそんな今の時代を表しているような気がしています。
本来生身の人間が持つエネルギーや波動のようなものは残念ながらウェブを通しては感じにくくなります。それでもなお、チャレンジしてみます。画面に映った小さな四角の先は数百キロ離れており、それぞれの個々の暮らしが見えてきます。全く異なる人、場所、空間。それでも、踊りや歌、音楽といった要素で私たちは繋がることができると感じています。
詳細は上のタブより何が起こるの?コーナーをご覧ください。
わらべ館『おととからだであそぼうおそとあそびワークショップ』にご参加いただけます。(定員がありますので、事前にお申し込みください。)また、エントランスホールでのパフォーマンスは実際にご覧いただく事ができます。
参加申し込み:わらべ館(0857-22-7070)
ただし新型コロナウィルス対策として以下の点にご注意ください。
①発熱、咳やくしゃみなどの諸症状がある方は来館をお控えください。
②来館時にマスクの着用と手洗いもしくはアルコール等による消毒をお願いします。
③ワークショップ開催中は接触を控えつつ遊ぶ遊びなどをご紹介しますが、感染のリスクが全くゼロということはありません。また、パフォーマンス観覧の際にも同様です。その点をご理解の上、ソーシャルディスタンスを保つなど、皆さんのご協力をお願いします。また、来場者が急激に増えるなどした場合、あるいは感染者の急激な増加などにより内容が変更になる事があります。ウェブサイト等で告知に努めますが予めご了承ください。
毎年期間限定でOpenする鳥取夏至祭ツイッター。こちらは鳥取大学学生さんたちが送ってくれます。今日もリハーサルでストップがかかるなど何が起こるかわからない状況。こちらをチェックしていただくと安心かも(?)。
@tottorigeshisai
https://twitter.com/
この数ヶ月あまりにも目まぐるしく情勢が変わり、生活もままならなくなっている厳しい状況ではありますが、参加者の 皆さんの励ましにより、今年も夏至の日を祝うこの日を迎えることができました。規模は小さくなりますが、ウェブ環境 を介して、全国各地(フランスも!)を音楽とダンスでつなぐこの試みに挑戦することができました。
このコロナの大変な時期にイベントなんて、と思われるかもしれません。でも大変な時だからこそ心や身体を自由に解放 することが必要なのです。そうやって戦争、震災、これまでも多くの問題を人類は乗り越えてきました。しかし今回の場 合は乗り越えるのではなく、共存していくのではないかと思うのです。身の回りの自然を急激に消費し尽くしてしまうの ではなく、ちょっと歩みをゆっくりにしてみなさいという地球からのメッセージではないかと思うのです。 オンライン化や在宅ワークなど生活は大きく変わりましたが、おかげでできることになったこともたくさんあります。家 族で話す時間が増えたり、家で過ごす時間が増えました。そういう中で大切なことと言うのが見えてくるようになりまし た。 鳥取はもともと、ゆっくりとした時間の流れる土地でありました。そして自然が豊かで、暮らしと密接に結びついていま す。3つの密を避けながらウィルスとも共存していく、そんな新しいライフスタイルを作り出すには格好の土地かもしれ ません。いつまでも多様な身体、多様な生き方ができる土地であって欲しいと思います。
今回のリハーサル(クリエーションと私たちは呼んでいます)において、オンラインだから遠くの人ともセッションがで きる、繋がることができる、その一方で、できないからこそ生身の身体の持つエネルギーや波動のようなものの大切さを 知りました。コロナウィルスは確かに怖い、それでもその存在により、私たちは学ぶことができます。完全な悪もなく、完全な善もないのです。大切なことはそこで何を受け止め、何を作っていくか。
今できることを。まず踏み出す勇気を持つことが大切だと私は思っています。どんなときも。
これまで参加してくれていた人たちは鳥取が大好きになり、2度3度と訪れるようになっています。きっとまた訪れてく れることでしょう。今日、この鳥取でオフライン(つまり生身の身体で)セッションができる喜びを噛みしめながら、今 日お会いできなかった人も含め、いつかきっと、お会いできる日を楽しみに、私たちは毎日を走り続けるのでしょう。鳥取で待ちながら。
2020.6.21
鳥取夏至祭 2020 実行委員会
きのさいこ
鳥取のアートウェブサイトtottoさんにレポートを作成していただきました。
http://totto-ri.net/report_
なお、6月のワークショップの様子は鳥取大のHPでも紹介されています。
http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/artmanagement2020/archives/news/warabe_20200621/index5bc8.html?post_type=news%26p=3817
◎テレビ
NHK鳥取:私は夜の「イロドリ」を見たのですが、朝から流れていた様子。鳥取ローカルなのですが、ネット上で1週間は見られるそうです。(わらべ館ワークショップの取材)→現在は終了
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20200622/4040005308.html
◎ラジオ
FM鳥取:「鳥取おでかけナビ」前日6月20日放送。本当は15分番組なのに30分、ガッツリご紹介いただきました!(鳥取夏至祭の取材)
NHK鳥取:知らなかったのですが、テレビの内容が流れていたようで、運転中に聞いたとか遠方から色々お知らせいただきました。
◎新聞
日本海新聞:記事もあるのですが、ウェブサイトで映像も配信しており、このzoom
セッションがいかに行われるかが見えます。(鳥取夏至祭の取材)
https://www.nnn.co.jp/news/200622/20200622031.html
毎日新聞さんも扱っていただきました(わらべ館ワークショップの取材)。
神戸新聞さんが豊岡で参加してくれたYasusiさんを紹介してくださいました。
https://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/202006/0013443683.shtml
鳥取夏至祭2020について:鳥取夏至祭実行委員会
鳥取大学地域学部附属芸術文化センター 木野研究室内 (0857-31-5130/geshisai2020@tottori-u.ac.jp)
『おととからだで遊ぼう!即興音楽とダンスのワークショップ』参加に関するお問い合わせ:わらべ館(0857−22−7070)
『おととからだで遊ぼう!即興音楽とダンスのワークショップ』ファシリテーター養成講座に関するお問い合わせ:鳥取大学地域学部附属芸術文化センター 木野研究室 saiko@tottori-u.ac.jp
鳥取夏至祭2020HP:https://tottori-geshisai.jimdofree.com
鳥取夏至祭2019の様子(撮影:鳥取大学映画研究会)
鳥取夏至祭実行委員会
〒〒680-8550 鳥取県鳥取市湖山町南4丁目101 鳥取大学地域学部附属芸術文化センター ダンス・身体表現研究室(木野)
TEL/FAX : 0857-31-5130
E-mail:saiko@tottori-u.ac.jp